- client: 医療法人 昇（しょう） 平尾クリニック
- 2020年
- F60号（1303㎜x970㎜ ）
医療法人 昇 平尾クリニック | 在宅療養支援診療所 平尾クリニック (hiraoclinic.jp)
令和元年１０月に創立70年を迎え、現在の院長は三代目になる
『医療法人 昇（しょう） 平尾クリニック』。
これからの激動の時代を社内一丸となって発展すべく、
法人名『昇』を体現する絵画を作成した。
この絵画は以下の内容で構成されている。➀～➄
➀ 龍、太陽、月（昇るものの象徴）
『昇る』を象徴するものとして、瀬戸内海の日の出、夜空に浮かぶ満月、
空に舞い上がる白竜（白衣のイメージ）をそれぞれ描いている。
➁ アスクレピオスの杖（医療、医術の象徴） （※図Ａ）
光の帯に添うように空に昇る龍の姿は、
アスクレピオスの杖の意匠とリンクさせている。
そして龍を導く光の帯の根元には、平尾家の家紋があり、
ルーツの強さを表現している。
アスクレピオスの杖とは、ギリシア神話に登場する名医アスクレピオスの
持っていた蛇の巻きついた杖。医療・医術の象徴として世界的に広く
用いられているシンボルマークである。欧米では医の象徴として
世界保健機関（ＷＨＯ）、米国医師会等のマークにも使われている。
※ウィキペディアより
➂ 陰陽太極図のイメージ（※図Ｂ）
太陽と月、中庸の蛇で陰陽太極図を象っている。
陰が極まれば、陽に変じ、陽が極まれば陰に変ず。
陰の中央にある魚眼のような白色の点は陰中の陽を示し、
いくら陰が強くなっても陰の中に陽があり、
後に陽に転じることを表す。陽の中央の点は同じように陽中の陰を示し、
いくら陽が強くなっても陽の中に陰があり、後に陰に転じる。
太極図は、これを永遠に繰り返すことを表している。※ウィキペディアより
➃ 先代の功績（平尾工業部、平尾医院） （※図Ｃ）
絵の下部には初代院長 平尾昇が建てた平尾医院、
その下には昇の長兄、喜代槌が設立した平尾工業部の代表作
（産業奨励館、すずらん灯、猿猴橋）を描いた。
➄ 大切な社員たち
母なる大地のような白龍（平尾クリニック）の上で、個性豊かなスタッフたちが
それぞれの能力を発揮している様子を表現。
社員全員を描くことで社員の方々にも絵（＝ビジョン）に興味を持ってもらうと
共に、仕事中にこの絵を目にした際、少しでもホッとしてもらうことを
目的としている。
