2015-06-10

蛇園山が育む生姜畑

  • client:ジンジャーダイヤモンド
  •  2014年
  •  F6(410㎜×318㎜)
  •  http://ginger-diamond.com/

この絵はのし用として依頼されたものですが、ビジョンが含まれますので紹介します。

最高の材料を厳選するために、全国から生姜を取り寄せて試食していたという中尾さん。

高知産など有名な産地もある中で一番風味がよかったのが、なんと地元、服部(はっとり)の生姜だったそうです。

さっそく取引を、と連絡したところ、服部の地域は生姜農家が年々減っていて、たくさんは生産出来ないし、今後もどうなるかわからないとのこと。

ふつうはここで諦めそうなものですが、中尾さんは「どうやったら服部の生姜をもっとアピールできるか」と真剣に考えました。

そこでまず、「はっとり生姜」というブランド名を自ら作って広めていきます。

そして服部の生姜のおいしさは蛇園山に関係するのでは、と今度は蛇園山について調べていきます。

この絵には、服部の農業を応援する愛情がつまっています。

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